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放射能・放射線分析

食品や農産物、土壌など、安全・安心を確保するため放射能分析を行います。また、空間線量率の測定も行っております。

特徴
  • POINT1

    国のマニュアルに基づいた放射能・放射線測定機器を導入しています。

  • POINT2

    食品・廃棄物の放射能測定、校庭などの放射線測定を行います。

放射能・放射線とは?

放射能とは、放射線を出す能力のことを言います。Bq(ベクレル)という単位は放射能の強さを表す単位であり、1Bqとは1秒間に1個の原子核が崩壊して放射線を出す能力があることを示しています。
一方で、吸収した放射線の量はGy(グレイ)という単位で表します。ただし、放射線の種類によって人体への影響度が異なるため、種類毎に定めた係数(γ線・β線=1、α線=20など)を乗じて算出したものをSv(シーベルト)と言います。

ゲルマニウム半導体検出器

「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」(厚生労働省)、「ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー」(文部科学省)に対応。
ヨウ素131やセシウム134、セシウム137など放射線核種ごとの放射能の強さを測定することができます。

食品の基準

(セシウム134及びセシウム137)
飲料水 10 Bq/㎏
牛乳 50 Bq/㎏
乳幼児用食品 50 Bq/㎏
一般食品 100 Bq/㎏
 
一般廃棄物焼却施設

管理型最終処分場への埋立処分基準

飛灰・主灰
8,000 Bq/㎏
再生利用の基準 100 Bq/㎏

NaI(TI)シンチレーションサーベイメーター

このサーベイメーターは、線量当量率と計数率の切り替えが可能で、線量当量率モードは環境γ線の線量当量率測定に使用し、「学校における放射線測定の手引き」(文部科学省)や「工業製品の放射線汚染を確認するための一次的な測定方法のガイドライン」((社)日本電気計測器工業会)に対応しています。
また、計数率モードは「緊急時における放射性ヨウ素測定法」(文部科学省)に対応しています。

学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的目安 暫定値 3.8 μSv/h(20 mSv/年)
目標値 0.19 μSv/h(1 mSv/年)

※自然放射線(バックグラウンド)を除く

肥料中等の放射性セシウム分析

農林水産省は放射性セシウムによる農地土壌の汚染拡大防止と、食品衛生法上問題のない農畜水産物の生産を確保するため、肥料・土壌改良資材・培土及び飼料について暫定許容値を設定しました。

暫定許容値 肥料・土壌改良資材・培土 400 Bq/㎏
飼料(牛、馬、豚、家きん等) 300 Bq/㎏