私たちは、分析・測定・調査を通して社会の問題解決に取組んでいます。

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アスベスト分析

健康被害を引き起こすアスベスト。調査箇所の選定、建材(外壁・吹付材など)及び空気中の濃度分析にも迅速にも対応します。

※記入または、入力後「分析依頼」よりアップロード、送信をお願いいたします。

特徴
  • POINT1

    事前調査(書面調査・現地調査)は、経験豊富な有資格者が対応します。
     特定建築物石綿含有建材調査者  3名 
     一般建築物石綿含有建材調査者 15名

  • POINT2

    分析調査は、建材調査者によるサンプリングと有資格者による分析を合わせて実施できます。
     石綿分析調査者講習修了者    5名
     石綿分析技術評価事業合格者   8名
     

  • POINT3

    その他アスベスト調査・分析に係わる資格者が在籍しています。
     石綿作業主任者        23名
     第1種粉じん関係作業環境測定士 4名
     X線作業主任者         1名
     特定粉じん関係公害防止管理者  1名
     特別管理産業廃棄物管理責任者  2名

アスベスト(石綿)とは?

天然に産する繊維状けい酸塩鉱物です。耐火性・断熱性・電気絶縁性が高い性質があるため、一時期は断熱材や保温材、防音材として建築物に多く使用されていました。しかし、アスベストを吸入することにより、肺線維症(石綿肺)や肺がん、悪性中皮種などの悪性疾患をはじめとした健康被害を引き起こすことがわかり、現在、日本では使用が制限されています。

石綿分析試料についてご注意いただきたいこと (PDF)

アスベストの種類

蛇紋石族と角閃石族に大別され、以下に示す6種類があります。

分類 石綿名
蛇紋岩系 クリソタイル(温石綿・白石綿)
角閃石系 アモサイト(茶石綿)
クロシドライト(青石綿)
アンソフィライト(直閃石綿)
トレモライト(透閃石綿)
アクチノライト(陽起石綿)
  • クリソタイル

  • アモサイト

偏光顕微鏡写真

建材製品中のアスベスト分析のながれ

事前調査 建築物の解体等での調査や様々な用途の建材・吹付け材において、建築図面等による書面調査、現地の使用状況を目視により確認し、調査箇所の選定にも対応します。

試料採取

弊社スタッフが採取いたします。

お客様が採取される場合には、粉じんの飛散に気を付けて安全に作業を行って下さい。

定性分析

アスベストが0.1%(重量比)を超えて含有しているか否かを確認するための分析を行います。

JIS A 1481-1 実体顕微鏡と偏光分散顕微鏡を使用

JIS A 1481-2 X線回折装置と位相差分散顕微鏡を使用

含有なし or 含有あり 定量分析

含有率(%)を確認するための分析を行います。

JIS A 1481-3 X線回折装置で基底標準吸収補正法により算出

空気中のアスベスト

アスベスト除去工事を行う際には、周辺にアスベストが飛散しないよう工事箇所を囲って作業を行う必要があります。「公共建築改修工事標準仕様書」では、①工事前の現況調査、②工事中の飛散状況調査、③工事後の確認調査の3段階でアスベスト粉じん濃度の測定を推奨しております。
分析方法はポンプで空気を吸引し、フィルターに付着したアスベスト繊維の本数を顕微鏡を用いて計測します。空気中のアスベスト粉じん濃度の基準値は10(本/L)となっています。

  • 試料採取状況