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ダイオキシン類分析

平成12年よりダイオキシン類対策特別措置法が施行され、大気、水質、水底の底質及び土壌について環境基準が定められており、基準達成のために排出ガス、排出水について規制がかけられています。また焼却廃棄物として発生する灰及び廃棄物最終処分場の放流水、地下水についても基準値が設けられています。

特徴
  • POINT1

    MLAP(特定計量証明事業者認定制度)認定を受けています。

  • POINT2

    各種媒体(環境大気・作業環境・廃棄物・血中)の分析に対応できます。

ダイオキシン類とは?

ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)、ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)及びコプラナーポリ塩化ビフェニル(co-PCB)を合わせた総称です。ダイオキシン類は、PCDDには75種類、PCDFには135種類、コプラナーPCBには12種類の異性体があ り、その毒性は異性体ごとに異なります。

ダイオキシン類の毒性

毒性のある29種類のダイオキシンでもそれぞれ毒性は異なります。その中で最も毒性が強い「2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-パラ-ジオキシン」を1として他のダイオキシン類の毒性を相対的に表します。この相対的な係数を毒性等価係数(TEF)といいます。
分析結果は、各異性体ごとに算出した実測濃度に毒性等価係数(TEF)を乗じて求めた各異性体ごとの毒性等量(TEQ)の総和になります。

分析対象と分析方法

環境大気 ダイオキシン類に係る大気環境調査マニュアル(平成20年3月)
排ガス 排ガス中のダイオキシン類の測定方法(JIS K0311:2008)
公共用水域水質、地下水質、排出水 工業用水・工場排水中のダイオキシン類の測定方法(JIS K0312:2008)

ばいじん

焼却灰、燃え殻等
ダイオキシン類対策特別措置法施行規則第2条第2項第1号の規定に基づき環境大臣が定める方法(平成16年環告80号)
「特別管理一般廃棄物及び特別管理産業廃棄物に係る基準の検定方法」別表第1定める方法(平成12年厚告192号)
作業環境 空気中のダイオキシン類濃度の測定方法(平成13年4月)
水道原水、水道上水 水道原水及び浄水中のダイオキシン類調査マニュアル(平成19年11月)
土壌 ダイオキシン類に係る土壌調査測定マニュアル(平成21年3月)
底質 ダイオキシン類に係る底質調査測定マニュアル(平成21年3月)
水底土砂 海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律施行令第5条第1項に規定する埋立場所等に排出しようとする廃棄物に含まれる金属の検定方法(昭和48環告14号)
廃棄物(付着物等) 「特別管理一般廃棄物及び特別管理産業廃棄物に係る基準の検定方法」別表第1定める方法(平成12年厚告192号)

分析機器

  • GC-HRMS